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春は人事異動の季節。「新しい環境で張り切っていた同僚が、しばらくして体の不調を訴え、病院に通ったが原因がよく分からない」。そんなケースが最近、増えています。
昇進で仕事上の責任が前よりも重くなったり、異動や転勤で職場の環境や人間関係が大きく変わることで、心身に不調をきたすようになることがあります。その中には、うつ病が潜んでいることもあります。
一般にうつ病といえば、気分の落ち込みや不眠、倦怠感などが主な症状と考えがちです。けれども、胃の不快感や下痢、頭痛、長引くカゼなどの症状が前面に出る場合もあります。
このように身体症状が目立つケースでは、うつ病と正しく診断されるまでにドクターショッピングを重ねたり、周囲からも気のせいなどと誤解されやすいことが問題になります。
急激な環境の変化で心身の不調が生じたのに、検査で体に異常がないと言われたのなら、早めに心療内科や精神科を受診するようにしましょう。うつ病であっても、軽症なら休養やカウンセリングなどの治療で治るケースがほとんどです。
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